808v6 _Music_lifestyle

USB入力、ネットワーク再生など多彩な音楽ファイル再生機能を集約。

　テクノロジー《　前ページ　次ページ　》818v3　スペック・仕様　　　　　

メリディアンのフラッグシップ800シリーズは音楽ファイル再生機のパイオニア的な存在です。アナログの伝送におけるロスを最小にするため、早くからデジタルのバランス伝送のシステムを開発。また、CDのフォーマットの音質技術上の課題に取り組むと共に、DVD－AUDIO、BDの音声フォーマットMLPを開発するなど、デジタル音楽のベーストなる革新技術を開発してきました。Hi-Res.（ハイレゾ）オーディオのパイオニアとしてのポジションを維持し続けています。

ハイレゾリューション音楽ファイルの進化は、48-96-192ｋＨｚや2.8-5.6-11.2ＭＨｚなど、チップの高速化に主導されて、優れたDACが開発されてきたことは事実です。しかし、MERIDIANは冷静かつ科学的にHi-Res.（ハイレゾ）の音の良さの"Reason Why"を基礎レベルで研究開発をすすめてきました。その結果、音の時間軸の解像度の再現性こそが、ハイレゾリュション音楽ファイルがリスナーにもたらすベネフィットの源泉であることに着目しています。神経工学の成果で人間の聴覚の解析も進みヒトの進化の過程で音の動き、方向を検知する時間軸解像度への感度が約10マイクロ秒に迫るものであることも解明されたのです。

ハイレゾリューション音楽ファイルの再生で得ることができる本質的な音質の良さは、サンプリング周波数やビットなど数字やスペックで表現されるものではありません。現在はLSIの進化でこうしたスペック自体は低価格のモデルでも提供することが可能になりました。高解像度な音楽の感動をもたらすクオリティは、デジタル領域における注意深いプログラミングと共に、優れたアナログ回路、安定した電源供給などオーディオの普遍的な技術ノウハウと合わせてこそ、その本領が発揮されます。

818v3では、アドバンスドＤＳＰチップを搭載し、MQAやDSD/DoPに対応すると同時に、それにバランスするクオリティの電源、リニアパワーサプライ回路やアナログ回路の見直し基板もさらにブラッシュアップされました。DACとしては、バルキーなサイズとも言えますが、トロイダルの大型トランスや安定したアナログ電源回路などは、メリディアンのフラッグシップモデルとして、その安定した音楽再生のクオリティを確かなものにしています。内外の専門誌から、ピラミッド型の安定した音楽再生の底力を評価されています。

また、メリディアンは業界に先駆けて2008年に音楽ファイル管理＆ネットワーク再生システムSooloosを発売するなど、快適な音楽ファイル再生においても先見性を持って取り組んできました。パソコン、ストリーミング、ネットワークなど新しい音楽ソースを色々なスタイルで楽しむ事ができます。

ユーザーのオーディオシステムに合わせて、818のボリュームコントロールをパスする、FIXモードと、バリアブルモードが選択可能です。高精度なDSPプログラミングによるコントロール機能は、ソースの切り替え、音量や音質の調整などを、手元のリモコンですべて行えるなど、利便性の面でも通常のDACとは次元の異なる、細やかな配慮により快適なリスニング環境を実現します。

ＵＳＢアシンクロナス伝送に対応。PCやオーディオ専用ＮＡＳとの接続が可能。