Direct DACをWin10/64bitで試してみました

Windows10/64bit の新しいパソコンを小社も導入しました。新しい機能も搭載されていますが、まだまだ使いこなすまでは時間がかかりそうです。

 

PCオーディオという観点からは、Win10はUSB AUDIO CLASS 2.0に対応ということになっています。今回、DIRECT DACで使ってみたところ、(1)Meridianの最新ドライバーをインストール、(2)電子証明についての設定変更、というステップで再生ができることがわかりました。

 

(1)は今までのWindowsでも行うべき同じ手続きです。ところが、(1)のみですと、PC側からDIRECT DACを認識しなくなる、という現象が起こることがありました。これは、電子証明に関する設定の問題だそうです。実は、この電子証明についてはWin10のトラブルシューティングの項目として挙げられています。ここでは、今回(2)のステップについて絞って具体的なステップをご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

検証に使ったのは、Panasonic LX 2017年モデル。USBポートは3.0です。再生ソフトはFoobar2000で2017年12月現在の最新バージョンです。

 

▬電子証明書の設定変更のステップ

 

①まず、シフトキーを押しながら、パソコンを再起動する。トラブルシューティングを選択。

 

②トラブルシューティングから>詳細オプショを選択。

 

③詳細オプションから>スタートアップ設定を選択。

 

④スタートアップ画面が表示されました。

Windowsオプションの変更項目がずらりと並んでいます。

ここでもう一度[再起動]をクリックします。

 

⑤該当する項目を確認して、番号を押すように指示されます。

 

7.ドライバー署名の強制を無効にする。>数字7 を入力

 

 

以上により、MeridianのドライバーもWin10・64bit上でも動作するようになりました。

 

コントロールパネルのサウンド設定、Foobar2000のPreferenceからも、DirectDACを確認することができるようになりました。